2025年4月12日_十和田に行ってきました
Erwin Wurmのことは、←これらの写真をどこかで観て、随分前から気になっていた。
ふざけてるのか?このアホみたいな感じ。名前を覚えておきたくても「アーウィンワーム?」母音ばっかりで読み方がわからない。しかし、このたび十和田市現代美術館で初個展、読み方は「エルヴィンヴルム」と判明しました。
十和田か。ロンミュエクのスタンディングウーマンをいつか観てみたいなと思っていたものの、遠すぎるよ…。が、初日には作家本人によるトークショーがあるというではないか。うーん。悩んだ挙句、一泊旅行でなんとかならないか、と金曜の夕方に十和田着、土曜の夕方には新幹線で帰るという、滞在時間24時間で行って来ました!
以下、美術館のインタビュー記事から引用します。
〜〜〜例えば、粘土で彫刻を作るとしましょう。これは物に体積を足したり、反対に取り除いたりする行為です。何かを食べるという行為もまた、体積を足したり取り除いたりすることです。食事をし、その結果体重が増えたり減ったりするというのは、彫刻を作るのによく似ています。〜〜〜
なるほど。それでタイトルが「人のかたち」なのですね。
この人のこのふざけてる感じ、ギルバート&ジョージや赤瀬川原平にも繋がる、私の好みのthe現代美術なのでした。
←十和田の戦利品。ファットハウス、ファットカーをセットで買っちゃう十和田市現代美術館のセンスはナイスです。
←ファットハウスのこのムギュムギュ感よ!
地方の美術館らしく、街のあちらこちらにも現代美術ありますよ、ということで←このお店にも。(昆虫食の自販機が置いてあるが、ここは金物屋さんです)ここのおじさんは現代美術好きには知る人ぞ知る十和田の有名人だったらしく(知らずに入った)楽しいお話が聞けました。
弾丸旅行の疲れのせいか、帰りの新幹線の中で喉が痛くなり始め、翌日から4〜5日風邪をひいて頭がぼーっとしてしまった。十和田での記憶が薄くなりつつありますが、忘れないうちに記録に残しておく。またいつかゆっくり十和田に滞在してみたいと思っています。
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2025年1月22日_ソフィカル
ソフィカルについて、詳細は2019年の日記をお読みください。今回観た展示はロートレックとソフィカルなのだけど、ロートレックはあえてスルー。「不在」っていうタイトルも、なにやらこじつけっぽい。
ソフィは「26歳の時、人生で何をすべきか判らず、父からの失望の眼を恐れて作り始めたのが、見知らぬ人を追跡して写真を撮った、あの作品へとつながった」と言うのだけど、この作品に影響を受けたクリストファーノーラン監督の初期作品が「フォロウイング」だった。という話をどこかで読んだ気がしたのだけど、リソースが見つからない。
ああ、今の時代「裏を取る」って大事よねえ。とか思いつつ、ソフィカル作品とノーラン監督の映画は、どうしてもリンクするんがなーと、想いを馳せるのでした。
ところで、中央線の例のグリーン車ですけど、電車オタクではないが、機会があれば一度は乗ってみたい。と思っていたら、東京駅からの始発で乗れました。当然のように二階席へ上がったが、見える景色はたいして変わらない。←お茶の水駅にて。今度は下の席に乗ってみるべし。
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