↓なんて読むの?
   
2003年12月18日_三鷹へ
三鷹市美術ギャラリーで「あるサラリーマン・コレクションの軌跡」展を観る。期待通り面白かった。あるサラリーマンの正体は明かされてはいなかったけど、戦争画っぽいモノが多いことから戦争体験者であることがなんとなく伺えた。そして、作品それぞれに添えられた文章(購入理由など)も面白く、サラリーマンといえども実は名のある人なんじゃないか、とも思えた。なにより版画や写真作品が多く、私の好みとあっていた。
ついでに気になっていたこと。総武線吉祥寺〜三鷹間で南側にいつも見える、屋根に草が生えた物件を探して歩く。たどり着いてみたらジブリの事務所だった。つまらん。写真も撮ったけど、つまらないから載せない。
←それよりも、近くにあったこの物件の方がより興味深い。このアパートの住人は皆宇宙人か?と想像力をかきたてられる。
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↓田中氏近影
   
2003年11月27日_田中英樹展
学芸大学のギャラリーtrayにて、イラストレーター田中英樹氏の展示を観る。
ギャラリー巡りをしなくなって久しいので、近ごろはこんなオシャレ系ギャラリーが増えていることを知り、また街を歩いてみたくなる。

絵画を観ると絵を描きたくなる。写真展を観ると写真を撮りたくなる。それは私にも出来るかも、と思うからか?
田中英樹氏は私と違って大変多作な作家で、そのへんは私には真似できない。間違いなく。でも作品に対する肩の力の抜けた感じは、すごく見習いたいと思う。できないけど。
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ジュニュージュニュー
   
2003年11月17日_子猫の観察
近所の駐車場にいつもいる野良猫、通称お母さんに又子猫が2匹。
←右の茶トラもこの春に生まれた子猫だった。お母さんより大きくなったのにいつまでも一緒にいるので通称マザコン息子。彼もお兄さんになりました。ひょっとしたらお父さんかもしれない。猫の世界は複雑系なのだ。
この一家は、お母さんだけが人なれしていて子猫達は絶対人に近寄らない。子供たちを養うためにお母さんは人間に愛想をふりまいているのか?

お母さんのお腹が妙に膨らんでるのでさわってみると異物感あり。ウ○コかそれともエイリアン?いやいや又々妊娠の可能性大。産まれるのは冬になるだろう。無謀じゃないですか、お母さん。
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2003年11月7日 ワタリウムにて伊藤存展を観る。
ワタリウムのサイトで見たときはアウトサイダーアートか?と思った。本物を観たら新種のキ○ガイだ!と思う。特に3階にあった「あぶりだし 」の絵。ゼロからモノを生み出す喜びを思い出させてくれる。テキトーに描いてそうなモノが意味を持ってくるおもしろさよ。
撮影禁止なのにまた勝手に撮ってしまいました。
すみません。

関連商品かどうかは知らないけど、オンサンデーズで刺繍のアイロンプリントを売っていたのでついついこんなに購入。いつものカバンには黒い馬を貼ることに決めた。もっと買ってくればよかった。
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2003年10月20日 新井薬師へ。
10/19、イイダさん女児出産との知らせを受け、行って来ました。生まれたて約25時間くらいでの面会です。こんなに新鮮なのは私も生まれて初めて。人間生まれたばかりは皆こんなもんなのかなと、今までストレスに感じていた人間関係などが、なんだかばかばかしくなってきます。

←名前はマホちゃん。美人になりそうな名前。不良娘になったら、この写真を見せてやるといいかも。
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2003年10月17日 コヤニスカッツィを観に。
パンフレットにも坂本龍一先生が書いていたけど20年前にこれを初めて観たときには衝撃だった。そして改めて観ると現代を予言していたような映像ばかり。ビルを爆破するシーンでは911を思い出したし、ベルトコンベアのシーンは養老氏の「唯脳論」を連想する。「人間の脳の仕組みは、人間が作りだしたものの仕組みと極似する。」
おもえば坂本氏のサウンドストリートで初めて聴いたのが「ザ・フォトグラファー」で、それ以来フィリップグラスは私のお気に入りのミニマリストだった。グラス先生は写真で見る通りの神経質そうなおじさんだったけれど、さすがに生演奏では途中で「もう飽きちゃったこのフレーズ」みたいな顔してた。隣の人はほぼ最初から最後まで寝てた。9500円で寝に来るなんて贅沢だわ。それにしても高すぎると思う。生演奏つきとはいえ映画なんだからねえ。
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世田谷文学館の文学的な鯉。
   
2003年10月16日 安部公房展
安部公房が撮った写真は前にも観たことあるやつだった。森山大道っぽいやつ。
世田谷文学館へは初めて行った。私は博物館や美術館へ行くと必ず併設のカフェに行くことにしているのだけど、ここのカフェはなんと障害者カフェだった。(あっこういう言い方はいけないと知ってるのだけど他に言い方を知らないので)入ろうとすると健常者らしきおじさんおばさんと障害者らしき男性と女性の4人がこちらを見てにこにこしてる。お客は私一人。すごいプレッシャーだ。ケーキセットを頼んでみる。シフォンケーキについてる生クリームが、あきらかに見た目失敗っぽい。まあ味に問題ないからいいのかな。写真撮りたかったけど館内は撮影禁止だったのであきらめる。こういうとこのカフェは大概コーヒーだけで5〜600円だけど、ここはセットで400円と良心的。それだけ人件費が安いってことか?
安部公房とは関係ないけどすごく気になった。
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2003年10月12日 ローザス/レインを観に。
「ワンス」ではなく「レイン」を観たのは単に群舞の方が面白いから。で、観ていて発見しました。。。これはアルゴリズム体操なのではないか?

←右)前回(去年)の「ファーズ」のほうが二人踊りなのでよりアルゴリズム体操に近い。
ケースマイケルも佐藤雅彦氏もたいへん数学的な頭の持ち主である。ベルギーと東京で同じこと考えてた不思議。でもローザスの真似は私にはできないけどアルゴリズム体操なら頑張ればできそうだ。CDを買って練習してみよう。
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2003年10月5日
母の四十九日だった。
春日部の霊園にて。葬式の時とは違う若いお坊さんがお経をあげてくれた。後できいたら息子さんとのこと。お墓の前なので、1時間ずっと立ちっぱなし。ちょうど日当たりの良い場所だったので、真夏の炎天下だったら誰か倒れているだろう。
葬式の時にも思ったことだけど、私の時には出来れば知ってるお坊さんに頼みたい。そもそも知ってる坊さんなんていないのだけど。葬儀屋にしてもそうだけど彼らにとっては赤の他人。見ず知らずの人の遺体・遺骨・お墓は私だって気持ち悪い。ありがたいといえばありがたいのだけど。
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2003年10月2日
私の写真の師匠、大島夫妻を訪ねてはるばる三浦海岸へ。仕事のこと、私的なことでクサクサしてたので二木さんを誘って都会を離れて日帰り旅行気分を満喫する。

←かまあげしらす、海苔、生姜でシンプルなしらすご飯でお昼ご飯。ピクニック気分です。
海の近くに住むと毎日こんな感じなんだろうか?私は海の近くに住んだことないけど、きっといつ大津波が来るかとビクビクして暮らさなくちゃいけないだろう。憶病者なので。
それでも老後はこんな自然のあるところで暮らしたい。できれば。

大島夫妻は、私が勝手に親代わりと思っている人達で、今回も親戚のおじさんを訪ねる感じだったのだけど。実は新聞に批評を書いたり、写真集を何冊も出したりしてる立派な方々なのです。本当は写真のこととか「来年あたり個展をやりたいんだけど」なんてことを相談するべきだったかもしれない。と、帰ってから反省してみたり。
でも写真見るとちっともそんな感じではなく、やっぱり田舎の親戚のおじさん家でなごんでるみたいだ。
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